時間は誰に対しても平等である。ジャネーの法則を考えれば、年齢とともに感覚的な時間は短くなるかもしれないし、厳密に相対性理論で考えれば平等ではないかもしれないが、基本的に実際持っている時間としては平等だろう。アフリカでは1日に24時間が経過していますなんてネタもあるくらいだ。
ワクチン接種のための特別休暇とお盆が重なったこともあり、ここ数日はかなり自由な時間を過ごしている。しかし、お盆ということもあって外はとんでもない暑さになっていて、出かけようという気分にはならない。休日を共に過ごす友人もいないので、部屋の中で孤独にしている。すると、この一人の時間がとても暇だということに気づく。平月の土日もそんな気分になることもあるが、限られた休みを有効に使おうと、外に出たり買い物に出かけることが多いので、今のような「本当の暇」にはならない。幸い今夏はオリンピックがあったので、テレビをつければ暇をつぶせることができたが、それも今日で閉会式だ。このブログを書いているときにも滞りなく行われているだろう。
一方で、暇だ暇だと嘆いていたら、すでに日曜日も終わろうとしている。暇なら勉強なり読書なり、映画を見るなりいろいろとできたはずなのに、結局何もしていない。その日の終わりまで時間があるので、今やらなくても今日やれるだろうという気持ちが、その日の夜まで続いてしまい、結局やれずじまいになるのだろう。逆説的だが、暇を持て余すほど、時間が早く過ぎるのかもしれない。
もう少しマクロな視点で見ると、既に25歳になっている自分がいる。たまたまamazon photoを開いたのだが、6年前の今日、カップラーメンの写真を撮っていた。忘れもしない、これは、車校の昼休みに食べたカップ麺である。当時は高校を卒業しまだ間もなく、車校にも同級生が多く通っていたので、集まって昼を取っていたのだった。当時辛い辛いと話題になっていたカップ麺で、試しに買ってみたのだった。自分は何とか食べきれたが、食べられない人から麺を譲り受け、余計に食べていたことを思い出す。
あれから6年経ったと思うと、さらに6年経つのもあっという間だろう。その頃自分は31歳である。
時間の経過には誰も抗えないが、時間の経過とともに生ずる体の劣化には抗えるかもしれない。まだ20代半ばとして、今のうちにやっておくことがあると気付いたので、少しでも抗いたいと思う。
まず真っ先に思い付いたのが外面的な衰えに抗うことだ。特に夏のような日差しに、目や肌はダメージを受け、蓄積すると白内障やシワ、シミになってしまう。年を取ってからそれに気を使いだしてもあと祭りであるので、今のうちから防いでおくことが重要だろう。
そこで、まずは顔周辺の美容に乗り出した。アマゾンで男用の洗顔セットと顔パックを購入し、使い始めた。特に夜寝る前、顔パックをした後にクリームを塗ると、潤いが次の日の朝まで続いていることがすぐに実感できた。正直見た目として変わっているかはわからないが、劣化せず変わらないことがよいことなので、とりあえず大きな不調が起きない限り続けていきたいと思う。
ただ、外的にクリームや化粧水を塗っているだけでなく、内面からも体の劣化を抑える必要があるだろう。具体的には筋トレ、ランニングなどの運動を行い、余計な脂肪を落とし、内からも外からもよい体を目指すことだ。これを実行し続けることが、いずれ訪れる30代、40代の自分のために、今できる最大限のプレゼントだと思う。
さて、余談だが、この連休で少し面白そうな趣味を見つけた。前々からやろうとしていたのだが、どうにも決心がつかず、やれていなかったが、この夏休みの期間でやれそうだ。この趣味はかなり時間が必要になりそうなので、毎日行うべきこと(勉強、読書、ピアノ、筋トレ)を加味すると暇な時間なんて無くなるかもしれない。今日はこの後ゴルフの練習があるのでやれないが、明日1日取り組んでみて、どうにか続けられる趣味にしたい。