思っていること

合わない人

今日は千葉で講座を受けた。
私の部署は全国に散らばっているので、時折こうして集合研修するときのみ、同期と顔を合わせることができる。もっとも、集合研修自体開催されてはいたが、今日まではリモートで参加していたため、まともに同期の顔を見たのは初めてであった。本当は九州支社の同期も参加する予定だったが、やはりコロナの影響でキャンセルし、本社、中部、関西支社の人間だけで開催した。

今日の講座はJIT(Just In Time)講座であった。いわゆる5s、3定活動についてである。業務を効率よくするために、何が無駄であるかを理解し、その無駄を省くために何ができるか、それを考えることで、業務効率を上昇させ、仕事を早く終わらせることができる。

講座の中の演習では、トランプを使った整理整頓の有効性を実証した。まず、裏向きに伏せたトランプを無造作に置き、その中からハートのカードをすべて集め、1から13まで揃えていく。その際にかかる時間は大体1分強ほどであったが、その後カードがすべて表面にされた状態、ハートとダイヤだけを散らばめた状態、ハートとスペードだけを散らばめた状態と、少しずつ状態を変えると、最終的には十数秒で集め終わることができた。これは極論であるが、整理することで、探す時間という無駄時間を減少させ、効率の良い業務ができるのだろう。

午後からは実際に自分たちの業務で使用する機材の紹介を受けた。実際の使用方法、安全面での注意を受け、実際に使用することで、使用しない場合でどれだけの作業効率の違いが出るのかを理解した。

ハイ、はっきり言ってここまでは前座である。今日ここで書きたかったのは、タイトルにも書いた通り、受講仲間の中に自分と合わない人間がいたことである。

その人は、どうやら中途採用のようで、自分のような新卒とは違いある程度経験のある人間のようだった。そのため、自分よりもいくらか知識があり、作業内容についても他者よりも知っている立場で受講していた。

別にそれは構わない。実際、自分の支社にも中途採用は多くいるし、他社で優秀であったから、うちの会社に引き抜かれたのだろう。だが、合わないと思ったのは受講中の態度や言葉である。

今から書くのは、あくまで自分の意見である。後述するが、一つ気になると普段は気にならない言動も気になってしまうのが自分の性らしい。だから、後から思えばいうほどでもなかったもしれないが、とりあえず今の気持ちを書かせてもらう。

一つは、自分以外にも受講生がいることを気にしていなさすぎる。確かに、疑問に思ったことや感想を口にすることはいいことだ。それが周囲に伝わることで、知識の共有がなされ、理解を深められる可能性がある。しかし、度が過ぎるのはよくない。周りの人間が知らない知識を前提にした質問をしても、それは周りに良い影響は及ぼさない。理解できないからだ。自分は前このメーカーのを使ってましたと言われても、そのメーカーの商品を見たことのない私たちは想像さえできない。そういう話は全員がいる場で話さないでほしい。

ほかには、口調が馴れ馴れしい。自分たちは新卒1年目であるから、理解できるが、講師側にも半ばため口のような口調で話すことは自分の中で許せなかった。さらに、自分が講師に疑問点を質問しているのに、割って入って説明してくるのも気に入らない。お前に聞いてねえよ。さらに、普通に説明すればいいものを、お前はそんなことも考慮に入れられないのかといったニュアンスの言葉で説明されるのも腹立たしい。具体例はあまり出せないので、ここには出せないが、あんな気持ちの悪い説明を受けたのは初めてだ。

不幸中の幸いではあるが、彼とは支社が違って本当に良かったと思った。同じ支社、同じ職場の人はとても不憫だと思うが、どうにか耐えてほしい。彼の今日の言動を反面教師として、自分が職場やプライベートで彼と同じような言動をしていないかを自己反省しながら、生活していきたい。